長男は普段、ファーバーカステルのworld colorsという色鉛筆を使っています。6つのスキントーンベースがあり、混ぜることでたくさんの肌の色を表現できるところが気に入っています。day careに行けば、それこそいろんな肌の色のお友達がいますからね。
一緒にお絵描きをしていたときに、私世代が「肌色」と呼んでいた色が、”peach”と呼ばれていることに気づきました。
光の具合で全然”Peach”に見えませんが、私世代がいわゆる「肌色」と呼んでいた色です。
次男のクレヨンをチェックしても”peach”と書かれています。
夫Nobitaに聞いても
Nobita
この色はPeachだよ。それ以外になんて言うの?
と。まぁ確かに、いろんな人種がいるアメリカでは一概に「肌色(skin color)」って言えないよね、と納得。それを日本の友人に伝えたところ、
友人
今は「肌色」言わんねんで。「うすだいだい」言うねんで。
と突っ込まれました。う、うすだいだい?知りませんでした!
三菱鉛筆によると、2000年9月の生産から、「はだいろ(肌色)」の呼称を「うすだいだい」に変更したそうです(参照ページ)。理由は、肌の色はこれだ、という固定観念を与えてはいけないという判断からだそうです。
ということはすでに20年以上も、世の中は「うすだいだい」だったのですね。今まで知らなかった自分が恥ずかしくなりました。
直訳すれば”peach”は「桃」ですが、色に関して言えばアメリカの”peach”は日本の「うすだいだい」、日本の「桃色」はアメリカの”pink”。ややこしや〜!子供達が混乱しないようにどちらの呼称も伝えていければなぁと思ったのでした。
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