日米文化ごちゃ混ぜ結婚式 ~アメリカ流にしたこと4選~

Mr. and Mrs. 結婚式

日本の神社で結婚式をするとはいえ、披露宴の会場は普通の婚礼会場。ゲストは半分日本人、半分アメリカ人。あまりアメリカ文化に精通していないゲストもいれば逆も然り。どこまで日本流でどこまでアメリカ流を取り入れるか、夫婦間でめちゃくちゃ話し合いました。日本流にしたこと5選はこちらにまとめました。

今回はアメリカ流にしたことをご紹介します。

アメリカ流にした事柄4つ

1. First Dance

日本では披露宴で夫婦がダンスをする、というのはあまり見られない光景ですが、アメリカでは大事なプログラムの一つです。何かアメリカらしいことも取り入れたいね、と夫と相談した結果、ファーストダンスをやることにしました。基本的な流れとして花嫁と花嫁の父が踊る「ラストダンス」、その後に花嫁と花婿が踊る「ファーストダンス」となるのですが、私たちはラストダンスはやらずにファーストダンスだけしました。あんまりロマンティックなダンスだと日本の私の友人に引かれるかなと思い、マイケルジャクソンのスリラーなどを踊っておちょけ感を出しました。結果、ゲラゲラ笑ってもらえて私たちらしさが出せました。

2. After Party

アフターパーティーもアメリカ流にしました。披露宴の後にするパーティーということで、二次会と同じと言ってしまえば同じですが、強いて違いを言うのであれば幹事は立てず、ゲームもせず、DJにひたすら音楽をかけてもらって、食べ放題飲み放題のダンスパーティーにしました。

披露宴自体を日本流ベースにしたので、アメリカの結婚式の様にゲストが踊れる場所が欲しかったこと、また私も夫もゲームや出し物の仕切りを頼める様な友人がいなかったこともあり(笑)、ダンスパーティーという形式になりました。

DJにはみんなで踊れる曲もいくつか入れてもらいました。アメリカ人はだいたいみんな踊れる「Cupid Shuffle」や「Jump on it」なんかは、フリも簡単でおすすめです。初めてこのフリを見た日本の友人も、すぐに覚えて一緒に踊ってくれました。

ほかにも、Macarena、Chickin Dance、 Cha Cha Slide、Low、あたりはアメリカ人が複数いればだいたい踊れる人がいるのでその人をコピーしてみんな一緒に踊ると楽しいですよ。

会場の場所、時間配分には要注意です。私たちの会場は東京でしたが、名古屋や大阪から来てくれたゲストがその日の夜に帰れるような場所を選びました。宿泊するゲストへも、なるべく会場の周辺のホテルを手配しました。また披露宴から続いて参加してくれるゲストが引き出物を持ったまま長い待ち時間を過ごさなくていいような開始時間を設定しました。その日のうちに遠方に帰られるゲストがいらっしゃる場合は、東京駅や品川駅など、新幹線の駅がある場所で開催するのがおすすめです。実際に遠方から来てくれた友人にも「駅の側やったおかげで、ギリギリまでMartianと過ごせてよかったわ!」と言ってもらえました。本当にいい友人を持ったなぁ(涙)

3. First Look

新郎が新婦のウェディングドレス姿を初めて見る瞬間、「First Look」。この瞬間に泣いちゃう新郎もいるぐらい感動的なシーンで、私もやりたい!と憧れていました。ウェディングプランナーさんやカメラマンさんと相談し、私たちは白無垢でやりました。(どんな感じか分からない方は、ぜひ”First look wedding”とgoogle先生に聞いてくださいませ!涙ちょちょぎれる美しい写真がわんさか出てきます)

事前の衣装打ち合わせには私一人か母同伴で行き、当日まで夫には私が花嫁衣装を着ているところは一切見せませんでした。式当日も、夫が先に袴を着て私に背を向けて立っていてもらい、私が白無垢で近づいていき、カメラマンさんの合図で振り向いてもらいました。

夫の反応を楽しみにしていた私ですが、夫は、はにかんで終わりました。もっと大げさなリアクションを期待した私。ホロっと涙ぐらい流してくれてもよかったのにー!しかし、披露宴のお色直しでウェディングドレスを着た私を見た夫の目に、ウルっとしたものを見たのです。私は見ました。夫は認めませんが、私は見ました(しつこい)。後日談ですが、夫の中では「花嫁=ウェディングドレス」というイメージがあったようで、白無垢よりもウェディングドレス姿を見た時の方が感動が大きかったとのこと。ドレスでのファーストルックも写真に残せばよかったなぁと思います。

4. Engagement Photo

これは結婚式当日にするものではありませんが、結婚式に関わるイベントということで書いてみます。

アメリカでは結婚が決まったら「Engagement Photo」を撮るのが一般的な流れです。せっかくなので私たちも夫の両親に挨拶に行ったついでに、夫の地元で撮影しました。

撮っておいてよかったなと思ったのが、記念になることはもちろん、後々素材として使えること。私たちは下記4点にEngagement Photoの素材を使いました。

  • Save the Date(正式な招待状を送る前に、とりあえず日程を押さえておいてもらうために送る手紙)
  • After Partyの案内状
  • 会場に飾るウェルカムボード
  • 披露宴の際に配った2人のプロフィール

デートの記念写真や普段の自撮りならあるけど、なかなかカメラマンに撮影してもらったような、素材になる写真ってないものですしね。結婚が決まった方、Engagement Photoおすすめです。

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