日本人の私と、日系アメリカ人の夫。出会いはアメリカでしたが、お互いに仕事が東京になったことをきっかけに交際が発展し、結婚に至りました。
結婚式をするにあたって、まず決めなければいけないのは式をどこで挙げるか。2つの国(人によっては複数の国)から式にお招きするとなると、式を挙げる国選びに悩むのは国際結婚あるあるではないでしょうか。私たちはどういう形であれ式はしようと決めていたので、3つの選択肢がありました。
- 日本、またはアメリカのいずれか
- 日本、アメリカ、いずれも
- 日本とアメリカ以外の第三の国
お祭大好きパーティーアニマルな私は、
2. の一択でしょう!日本でもアメリカでもどんちゃん騒ぎ♪
と、まぁ調子に乗っていたのですが、予算もあり、準備もそれなりに大変と分かり、断念。第三の国で、というのは仕事をしながら準備がしにくいかな、と思い却下。現実と向き合った結果、日本で結婚式を挙げる、に落ち着きました。
日本で式をすることにした理由
アメリカではなく、日本での式を決めた一番の理由は、
私が白無垢を着たかったから!
です。神社で白無垢、は小さい頃からの夢でした。夫は優しさの塊でできているので、
Babyの好きにすればいいよ
と言ってくれ、それでは遠慮なく〜という感じでした。一番の決定打は自分が白無垢を着たかったからですが、ほかの決め手は以下の通り。
- 夫も神社婚の神聖な感じを気に入った
- 当時はお互い日本に住んでいたので日本での準備の方がスムーズ
- ブライズメイドで頭を悩ませなくていい
- アメリカ在住の夫家族も賛成してくれた
- アメリカ在住の友人も「日本にいける〜!」とノリノリで参加表明してくれた
結納は?両家顔合わせは?
夫の家族はいくら日系といえど、結納を知っているかはクエスチョンマーク。(ちなみに夫は、「結納何それおいしいの?」状態で知識0でした笑)。
お互いの両親に探りを入れた結果、私たちは結納はせず、夫の親に式の前に一度日本に来てもらってお食事会をすることにしました。
私の親は「国際結婚の時点で結納なんて考えてないわよ〜」とのこと。夫の親は「もちろんこちらからご挨拶に伺うわ。ついでにアジア旅行しちゃうわ〜!」となんともフットワーク軽く私の地元まで足を運んでくれました。お食事会は、お会計で私が払います合戦になるとめんどくさいので、予めお互いの親に「私たちにご馳走させてね」と伝えておきました。(根回し大事!)
直前に国際結婚をした友人カップル(日本人x中国人)から、結納の際に習慣の違いで大変だったと聞いていたので、いくら相手が日系とはいえ、どういうお食事会にするのか、場所、宿泊先の手配など、準備は念入りにしました。特に「私の家は割と古風な考え方をするのでびっくりしないで欲しい」、「手土産は持って来てくれた方が印象がいい」、「英語OK」、など私の親の事前情報は夫から夫親に伝えておいてもらいました。逆も然りで、私の親には「相手家族は日本人に見える人もいるけど中身はアメリカ人」、「なので日本人らしくない振る舞いがあっても驚かないで欲しい」、「日本語OK」、など可能な限り当日お互いの印象が悪くならないように事前情報をインプットしました。(根回し大事、二度目!)
当然といえば当然ですが、両家の親の意向をそれとなく汲み取り、カップルで柔軟に対応することが、スムーズな結婚へ繋がるのではと思います。これは国際結婚云々関係なく、どんな結婚に関しても同じですね。親への事前の根回し、ほんまに大事です。(三度目!)もしそれなしに当日会わせていたら、私の親は相手のアメリカ〜ンな派手さと時間の緩さに目を丸くしただろうし、相手親にはうちの古い考え方や、細かさに鬱陶しがられていたやろうなと思います。
なんにせよ、無事に顔合わせが終わって、お互いの親には結婚式は自分たちで仕切ることを伝えました。さぁあとは結婚式に向けて準備を進めるのみ!
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