アメリカに入国した翌日、コロナワクチンを打ってきました。近所の薬局ですぐに予約が入れられました。ファイザー、モデルナ(いずれも2回接種)、J&J(1回接種)の3つの選択肢がありましたが、J&Jは血栓の噂が怖かったので、ファイザーとモデルナの2択に。2回目の接種までにファイザーは3週間、モデルナは4週間空けろとのことなので、少しでも早く終わるようファイザーを選びました。
私の周りで打ってる友人や親族は、ファイザーかモデルナがほとんどです。
カリフォルニア州の様子
ワクチン接種が進んでいるアメリカ合衆国。12~15歳のグループにも接種が始まっています。
5/13にはCDCも一定の条件下でマスクなしOK言い放ちました。決断早っ。カリフォルニア州は即刻まだしばらくマスクはしてくださいって発表しましたけどね。
街を歩くと、1人、2人とマスクなしの人は見かけるものの、ほとんどの人がマスクをしてお出かけしている印象です。お店もまだまだface mask requiredにしているところがほとんど。
接種率に伴い新規感染者数も確実に減ってきているというデータも報告されています。
5/19時点で、カリフォルニア州のワクチン接種率はfully vacctinatedが47.5%、新規感染者は1,292人(https://covid19.ca.gov/vaccination-progress-data/)。ピーク時は50,000人を超える新規感染者を叩き出していた州なので、これだけ感染者を減らせているのがどれだけすごいことか。
今日(5/20)のニュースで、San Francisco General Hospitalでコロナ患者が0人になったと発表していました。大きなマイルストーンに到達です。
ワクチン接種の流れ
ワクチン接種が始まった頃はそれこそ予約だ、ドライブスルー接種だ、とバタついていた印象がありますが、現在はネットで自分が打ちたいブランドを選び、行きたい病院やドラッグストアを選択して予約を入れるだけで、簡単に打ってもらえます。私は即日予約でCVSで接種しましたが、予約時間になったら窓口に行き、問診票に記入し、IDと保険証を見せるだけではいブスっ。インフルエンザワクチンの注射と同じ要領です。また、アメリカ国籍や永住権を持っている必要はなく、IDは外国のパスポートでもいいとのこと。そして仮に保険を持っていなくても無料で打ってもらえます。外国からワクチンツアー開始か?なんて噂も聞きますが、あり得そうな話です。
副反応は?
私の場合、翌日に針を刺した周辺が筋肉痛になったぐらいで、24時間程度で治りました。筋肉注射のインフルエンザ予防接種と同じような感じでした。(日本のインフルエンザ予防接種は皮下注射なので、筋肉痛にはほぼならないです)
2回目のほうが副反応が強く出るとも聞くので、2回目を打ったら記事を更新したいと思います。
友人や親族に聞いても、人種、性別、年齢関係なく人それぞれという印象を受けます。ひどい人は1週間ずっとダルさが続いたと言っていたし、軽い人は筋肉痛だけで終わったと。
私個人としては、直後の副反応より、何年後かに出てくるかもしれない副反応にビビっています。いや、ないかもしらんけど。なんかあるかもですやん?未知の世界ですし。
ワクチン打つ?打たない?
私はビビりなので、ワクチン接種はもう何年か様子を見てからにしたいなと思っていました。というのも、今回のコロナワクチンは、mRNAという物質を使ったもので遺伝子ワクチンと呼ばれ、この種のワクチンは承認された前例がなく、接種後が未知の世界だから。今までに流通しているワクチンは全てウイルスベースに毒性を弱めたり、なくしたりして作られたワクチンなのですが、今回は実際のウイルスベースではなく、遺伝子の設計図を体内に送り込むのだそう。専門家ではないので細かい話はすっ飛ばしますが、「前例なし」「世界初」「未知の世界」という物質を自分の体内に入れてしまうことが非常に怖かったのです。なんとなぁく、数年後にもう少しデータが溜まってからの方が安心だなという気分でいました。
しかし。アメリカの大学では現時点でワクチン接種していない学生は部活の遠征参加不可、となっていたり、この夏からヨーロッパではワクチン接種していれば入国を許可する、とか言い出したりしているではありませんか。
今後世界的な流れとしてワクチン打っていないと行動制限が出てくると思い、思い切って打ってきました。日本にいる母には「人類が滅びるときは一緒に滅びます」と仰々しくメールをし、ブスッとして参りました。針を刺される瞬間まで、私はまだこちらの世界にいる、と思いつつ、刺された瞬間、あ〜あちらの世界に踏み入れてもうた、と心の中はざわついておりました。笑。
さて、世界規模の人体実験に参加です。
何年後かに、人類みんなで答え合わせ。
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