ライトボックス(Lightbox Jewelry)のラボグロウンダイヤモンドを買ってみた

necklace アメリカの生活

Lightbox Jewelry(ライトボックスジュエリー)は、デビアスが2018年に立ち上げた、ラボグロウンダイヤモンド専用のブランドです。

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ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違いについてはこちらの記事にまとめています。

近年ラボグロウンダイヤモンドを取り扱うところは増えていますが、こちらの商品は特に手が出しやすい印象です。数ヶ月前まで北米でしか購入できませんでしたが、現在は日本への発送もしてくれるようになりました。

実際に購入したもの

1カラット、ラウンドブリリアントの14Kホワイトゴールドのネックレスを購入しました。お値段なんと$1,150(税抜き)。しかも母の日キャンペーン中で10% offで買えてしまいました。お、お求めやすい。

グレードは

  • Color: Near colorless
  • Clarity: VS
  • Cut: Very Good

これ、天然ダイヤモンドなら安くても$8,000はするのではないでしょうか。

アメリカで購入しましたが、ネットでポチッとして、ほんの1週間ほどで自宅に届きました。

ドキドキ〜ワクワク〜と思いながら段ボールを開封すると

Tada~ こんな可愛らしい紙箱が入っていました。宝石を梱包しているにしてはちょっとチープ?

中を開けると、

ん?これ、向き逆ちゃいます?

絶対こっちが正しい向きやろ。んもーこういうところ、ほんまアメリカクオリティー(笑)。日本でやったら信じられへんけど、こんな雑な梱包でも平気な顔して送ってくるところがthe アメリカ。

せっかくワクワクしてたのに、ちょっと気分が下がりながら、実際に手にとってチェック。

いやこれ、美しい。手持ちの天然ダイヤモンドと比べてみたけれど、少なくとも素人の私には違いは全く分からないです。

これで$1,150(税抜き)、送料も無料とあれば、とてもお買い得と思ってしまいました。大満足です。

ライトボックスの商品展開

ライトボックスで取り扱っているラボグロウンダイヤモンドは白、ピンク、ブルーの三色。公式サイトでは白と言っていますが、いわゆる無色透明のダイヤモンドです。

ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドって、天然だととんでもプライスです。なので、私なんかが身につけてもいかにもフェイクっぽくなってしまうので、今回は黙って白を選びました。

値段

値段はサイズにより変動しますが、めっちゃ単純明快なお値段設定です。

  • 1/4カラット $200
  • 1/2カラット $400
  • 3/4カラット $600
  • 1カラット  $800

これにセッティングの費用が乗っかり、Taxがついたものが最終のお支払い金額。セッティングはシルバー、10K、14Kがあります。ダイヤモンドにシルバーってあるんですね。カジュアルラインでいけるラボグロウンダイヤモンドならではだと思います。今のところ1カラットが最大のサイズのようですが、将来的には2カラット、3カラットも作ることが可能になるのでしょうか?

余談ですが、ゴールドと言えば日本では18Kが一般的に流通してると思いますが、アメリカで多いのは10Kや14K。数字が低くなるほどゴールドの含有率が低く、安くなるので、アメリカは安くてもブリンブリン見せたいのかしら?と思っていました。しかし、こちらの宝石屋に聞いたところ、ゴールドの含有率が高くなればなるほど、柔らかくなり傷つきやすくなるため、固めの10Kや14Kを好むのよ、と教えてもらいました。一方、中華系やインド系アメリカ人の中には、24Kで加工したアクセサリーを好む方も多いそうです。

4C(カット、カラー、クラリティ、カラット)

ライトボックスで扱っているものは、

  • Color: Near colorless(GまたはJ相当)
  • Clarity: VS or better
  • Cut: Very Good or better
  • Carat: 1/8~1

実際にGIAがライトボックスの2つのダイヤモンドを鑑定したところ、いずれもGカラー、VSクラリティ、1つはExcellent、1つはVery Good カットであったと報告しています。

Inside De Beers’ Lightbox Diamonds
GIAresearcheranalyzesandconfirmsthatDeBeers’Lightboxdiamondsaregrownusingthechemicalvapordepositionprocess.

シェイプ

  • ラウンドブリリアント
  • プリンセス
  • クッション
  • ハート
  • ハロー

ラボグロウンダイヤモンドの刻印

ライトボックスの公式サイトでは、ダイヤモンドに肉眼では確認できない「これはラボグロウンやで〜」という刻印があると書いてありますが、実際に目視では確認できませんでした。顕微鏡があれば見えるようなので、いつか見てみたいです。この刻印があれば天然と混ざることがなく、天然とラボグロウンの差別化がはっきりできますね。天然ダイヤモンドで富を築いたデビアスが、ラボグロウンとの差別化をしないわけがぁないですわな。

さいごに

ここまでの価格にしてくれたかデビアス!って感じで、本当に手の届きやすいダイヤモンドを作ってくれました。天然ダイヤモンドのような神秘性やセカンドハンドの資産価値はないかもしれませんが、普段使いならラボグロウンで大満足です。だって見た目全く分からないんですもの。よりダイヤモンドをカジュアルに。今後ラボグロウンダイヤモンド市場がどうなっていくのか楽しみです。

あ、でも私は心情的にやっぱり婚約指輪や結婚指輪は天然がいいです。そしていつかは天然の大粒ネックレス、ピアスが欲しい!それまではラボグロウンダイヤモンドともうまく付き合っていこうと思います。

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